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2013年6月3日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.500 ver.1.0


梅雨の晴れ間
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.06.02 09:53撮影
中写真2013.06.03 16:47撮影
下写真2013.06.03 17:07撮影


先月27日に梅雨入りして昨日までほぼ連日のように雨が降っていました。おかげで菜園の野菜苗も順調に育っているように見えます(上写真)。今日は梅雨の中休みでしょうか、朝からよく晴れて暖かい一日になりました。裏山を見ると、青空を背景にした海見山(標高870.0m)はすでに暑い夏の様相を見せていました(中写真)。庭のバラは雨で痛んだ花が摘み取られ、久しぶりに陽射しを受けて、英気を取り戻したように見えます(下写真)。週間予報によると、梅雨時にもかかわらずこの陽気はしばらく続きそうです。農道沿いや田んぼの畦や法面、何処も彼処も雑草が繁茂しています。田んぼの草取りも気になるのですが、しばらくは草刈りが主要な日課になりそうです。
ところで、昨日、雨が上がるのを待って林縁で高く伸びた筍を揺すって折り落とす作業をしました。折れた筍のうち、柔らかそうな部分を持ち帰って茹でました。春の筍とは違うケリケリ食感の筍で、中華風に味付けすると“シナチク”のような風味の筍に変身します。

ウグイスカグラ2種
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.06.03 15:59撮影
下写真2013.06.03 16:03撮影

裏山に自生するウグイスカグラとミヤマウグイスカグラがほぼ同時に多数の赤い果実を見せています。ウグイスカグラは裏山の数ヶ所に自生している他、移植されたものが庭にもあって、以前から無毛の赤い実をつけていました。他方、ミヤマウグイスカグラは自宅裏手に1株のみ自生するものですが、多数の赤い実が生っているのを雨上がりの今日初めて確認しました。ウグイスカグラとの違いは明らかで、若い枝や葉だけでなく赤い実の表面にも毛が密生しています。果実を試食したところ、どちらにもほのかな甘味があるのですが、ミヤマウグイスカグラには甘味に加えてやや渋みが感じられました。

虫たちのオアシス
広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
上写真2013.06.03 16:38撮影
下写真2013.06.03 16:37撮影

棚田最上段の廃田上り口付近の2本のナラガシワの木(上写真)は、夏になると樹液を求めてやって来る虫たちのオアシスになります。今は梅雨時、虫たちは未だやって来てはいないだろうと思っていたのですが、あに図らんや、すでに小さなクワガタ(名称未詳)やキイロスズメバチがやって来ていました(下写真)。真夏になれば、種類の異なるクワガタ、カブトムシ、チョウ、それに怖いスズメバチ、さらに子供たちまで、入れ替わり立ち替わりやって来て賑やかになります。
小規模ですが裏山のアベマキの木にもオアシスがあります。樹液がもっと出るようにノコギリで樹皮に傷をつけています。この夏に子供たちを呼べるような大きなオアシスにしたいものです。

ー今週の写真ー
ケヤマハンノキ(毛山榛の木)
撮影場所:広島市安佐北区安佐町鈴張プチ高原
撮影日時:2013.06.03 16:32撮影
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度320 パターン測光 絞り優先露出(F5.6・1/50) 露出補正なし トリミングなし
カバノキ科ハンノキ属のケヤマハンノキです。この冬に薪ストーブ用の燃料になる原木を探して田んぼ北側の林縁に入った時見つけた大木です。「このきなんのき」掲示板で、ヤマハンノキ、葉裏などに毛が多ければケヤマハンノキと教わりました。ほとんどの葉は10m以上で枝を広げて樹冠を構成しており、本来なら葉の詳細は確認のしようがないのですが、幸運にも、目の届く高さで幹から細枝が出ていて、葉裏に毛が多いことからケヤマハンノキであることが確認出来たのです。

先週のSr.ボスケの動向
0527日(月):野菜苗植付け/玉ねぎ収穫/ブログ更新
0528日(火):小雨
0529日(水):小雨
0530日(木):田んぼ草取り作業
0531日(金):裏山植物園訪問客/菜園畝作り
0601日(土):雨/草刈り作業
0602日(日):雨/竹折り落とし

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