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2010年10月18日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.363 ver.1.5

秋は夕暮
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2010.10.17 17:10撮影
中写真2010.10.17 17:13撮影
下写真2010.10.17 17:31撮影



「秋は、夕暮。夕日のさして、山の端いと近うなりたるに、烏の寝どころへ行くとて、三つ四つ、二つ三つなど、飛び急ぐさへあはれなり。まいて雁などの列ねたるがいと小さく見ゆるは、いとをかし。日入り果てて、風の音、虫の音など、いとあはれなり。」これは『枕草子』の一段の中の秋の一節ですが、まさにこの時期の情景を表現したもののように思われます。
夕方5時を過ぎるとすでに薄暗くなり、西の空がピンク色を帯び始めます。この時期には棚田のあちこちで野焼きが行われることが多く、その煙が見られました(上写真)。他方、東の裏山は夕日を受けてセピア色に染まり、昨夕は空に上弦の月が見えました(中写真)。“つるべ落とし”の秋の空、5時半には日が沈み、辺りはすっかり暗くなりました(下写真)。
先ほど気づいたのですが、この画像の左上端辺りに、左上から右下に向かって動いている人工衛星のようなものが写っています。この画像だけ拡大に耐えられるようにオリジナルサイズで載せておりますが、シャッター速度(1/200秒)から判断して流星ではなさそうです。詳しい方のご教示をお待ちします。
折も折、21日夜~22日早朝にかけてオリオン座流星群のピークを迎えるそうですから、これを機会にできれば流星群も観察してみたいと思っています。

ガマズミ3種
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2010.10.16 06:23撮影
中写真2010.10.17 16:58撮影
下写真2010.10.17 17:10撮影



今年の秋は裏山の生りものが不作です。凶作と言えるのかも知れません。ムラサキシキブやヤブムラサキ、イヌウメモドキ、サワフタギやタンナサワフタギ、今年も期待していたナツハゼやアラゲナツハゼまでも、全くと言っていいほど実をつけていません。唯一、実っているのはガマズミ3種です。赤い実を多数つけているのはガマズミ(上写真)で、ほとんどの葉が紅葉する前にすでに散ってしまいました。よく似たミヤマガマズミ(中写真)は真っ赤な美しい紅葉を見せてくれています。わずかですが、赤い実もつけています。表面に毛が密生していてビロードのような感触の葉が特徴のコバノガマズミ(中写真)は裏山の随所に見られますが、紅葉はくすんだ紫灰色の葉が多くお世辞にも綺麗とは言えません。それでも赤い実がしっかりついています。

これからどうするカエルたち
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2010.10.15 17:19撮影
下写真2010.10.15 17:20撮影


鉢植えのパパイアの木を根城にしている2匹のニホンアマガエルです。雌雄の判別は難しいようですが、上のカエルは背中が緑色の、下のカエルは背中が淡緑灰色で斑模様の、それぞれ異なる保護色を見せています。未だに時おり大きな鳴き声を発して降雨を知らせてくれています(残念ながらあまり当たりません)。涼しくなったため、そろそろパパイアの鉢を室内に移したいのですが、この2匹のカエルをどうしたら良いものか迷っています。何しろ7月初めから居着いているので無闇には扱えないのです。ある日突然いなくなればそれでも良いのですが、それとも、パパイアの鉢と一緒に室内に入れて、飼育してみようかな。

野獣の季節その2
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2010.10.15 16:23撮影
中写真2010.10.15 16:10撮影
下写真2010.10.15 16:11撮影



先週金曜日(15日)、またまた「熊が出たようだ」との情報を得て現場に行ってみました。場所は隣りの谷の小高い丘の裏手で、今月1日に爪痕と熊棚を見つけた同じ場所です(上写真)。栗の木に立派な熊棚が見つかったのです。樹高4〜5mの栗の木の高さ約3m辺りに、毬栗のついた多数の枝葉が敷かれた棚が有りました(中写真)。小枝の破断面や葉が未だ新しそうなので熊は前日にやって来たに違いありません。熊はこの棚に座り込んで栗の実のついた小枝を引き寄せて実を食べ、その枝を尻に敷くのだそうです(米田一彦著「山でクマに会う方法」参照)。この棚の下には多数の栗の殻が落ちていました(下写真)。栗の殻には鋭い歯跡が残っているので、臼歯で噛み潰すイノシシの歯跡とは違って見えます(10月4日付ニュースNo.361参照)。
各地で熊に襲われたニュースが報道されています。夏の猛暑の影響で奥山の木の実が不足しているようで、今年は例年に無く多くの熊が人里に下りて来ているようです。原木切出し作業で山に入る場合には熊に警戒した方が良さそうです。

ー今週の写真ー
コマユミ(小真弓)


撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2010.10.17 06:39
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度400 パターン測光 絞り優先露出(F6.3・1/25) 露出補正なし トリミングあり
昨年裏山から持ち帰って庭に移植したコマユミが、期待通り見事に紅葉し始めました。枝に翼が付いているのがニシキギですが、これには翼が付いていないので間違いなくコマユミでしょう。未だ樹高1m足らずの若木ですが、成長を楽しみにしています。

先週からのSr.ボスケの動向
10月11日(月):薪作り/HP更新
10月12日(火):大型猪捕獲檻設置/原木運搬
10月13日(水):薪作り/ニンニク植付け
10月14日(木):原木運搬/薪作り
10月15日(金):薪原木伐採/熊棚観察
10月16日(土):原木運搬/買物
10月17日(日):講中報恩講

Sr.ボスケは柴犬が好き! 
小沢さんも柴犬が好きなようですね。
柴犬が好きな人に悪い人はいないと思うのです。
その柴犬の名前は“ももちゃん”だそうですね。
ますます好きにになりそうです。
「国民の生活が第一」

2010年10月11日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.362 ver.1.3

秋本番
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2010.10.10 07:00撮影
下写真2010.10.10 07:03撮影


2日間降った雨も上がって、昨日の日曜日の朝は青空が見えるようになりました。空気は澄んでいて遠くの山々がクリアに見えました(上写真)。気温こそ高めでしたが、一雨ごとに秋が深まってきたようです。日の出がずいぶん遅くなりました。去る8日は二十四節気の一つ“寒露”でした。早朝に露の降りた農道を歩くと、まさに「冷たい露の結ぶ頃」が感じられます。堤の縁に咲いているアキチョウジの花の薄紫色が日増しに濃くなっているように見えます(下写真)。裏山ではガマズミが早くも紅葉しています。秋も本番です。

薪ストーブの季節:その3
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2010.10.10 14:16撮影
中写真2010.10.10 16:35撮影
下写真2010.10.10 16:58撮影



薪の原木は義父の山林(自宅から軽トラで数分の近距離)から調達しています(上写真)。これまで伐採した原木は直径20cm程度でしたが、昨日は胸高直径35cmで樹高20mもありそうな常緑シラカシの大木に挑戦しました。予め切り倒したい方向に受口を切り込み、その後、反対側から水平に追口を入れて切り倒すという手順ですが、結果は期待した方向から30度以上右に逸れて倒れ、猪侵入防止柵を押しつぶしてしまいました(中写真)。それでも、倒れた原木の上部1/3ほどをとりあえず丸太切りして持ち帰りました(下写真)。現場に残っている原木の下部2/3を丸太切りして持ち帰れば、この冬の薪用原木は確保できそうです。

サツマイモ収穫
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2010.10.07 06:34撮影
下写真2010.10.07 06:52撮影


植付け後139日目の去る10月6日に、裏山のズボラ菜園のサツマイモ(鳴門金時、紅あずま)を収穫しました(上写真)。生い茂っていた茎葉を刈取り、黒マルチを剥がした後、傷つけないようにシャベルを使って丁寧に芋を掘りだしました。下写真は掘り出された鳴門金時です。豊作かどうかは兎も角、大きなものは長さ20cm以上もありました。写真はありませんが、植付け苗数も少なかった紅あずまの収量はわずかでした。上写真で左端に未だ葉が繁茂している畝床があります。これが、近所の知人から7月22日に貰って植付けた「甘いサツマイモ」です。11月に入ったら収穫するつもりですが、それまでにイノシシやアナグマに食い荒らされないか心配です。収穫したサツマイモは、薪ストーブに火を入れたら焼き芋にするつもりです。

四季の花:その6
広島市安佐北区安佐町飯室
2010.10.08 14:50撮影

Sra.ボスケ(ボスケ夫人)が隔週金曜日に近くの町で習っている“いけばな”です。添付画像は先週金曜日に習ったものです。花材は、オクロレルカ(栽培)、サンキライ(山帰来、自生)、ヨツバハギ(四葉萩、自生)の3種です。オクロレルカはその株を数年前に近所の方に戴き廃田に植えて増やしているものです。アヤメ科の植物ですが、葉がしっかりしてるので、その葉は花材として重宝しているそうです。サンキライは裏山のあちこちに自生しており、7月にも花材にしています。ヨツバハギは田んぼ脇の林縁に自生しています。花はナンテンハギ(南天萩)によく似ていますが、ナンテンハギは葉が1対で2枚、ヨツバハギは小葉が2、3対で4あるいは6枚です。

ー今週の写真ー
ミツバアケビ(三葉木通)


撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2010.10.6 06:23
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度400 パターン測光 絞り優先露出(F6.3・1/20) 露出補正0.30 トリミングなし
この夏の猛暑で裏山の生りものは全滅状態ですが、どういうわけか、自宅裏手にある義父母宅の栗林の栗と、そしてわが家のアケビ棚のアケビは豊作です。特にこのアケビは予想外で、棚の中に隠れてよく見えなかったので気づきませんでした。薄紫色の果実が裂開し、中のゼリー状果肉が見えるようになった今が食べ頃です。

先週からのSr.ボスケの動向
10月04日(月):法面芝草抜き/HP更新
10月05日(火):法面芝草抜き/買物/精米
10月06日(水):サツマイモ収穫/菜園整備
10月07日(木):区役所/菜園整備
10月08日(金):雨/集落協定事務
10月09日(土):雨/姉夫婦来宅
10月10日(日):薪の原木切り倒し

Sr.ボスケは柴犬が好き! 
小沢さんも柴犬が好きなようですね。
柴犬が好きな人に悪い人はいないと思うのです。
その柴犬の名前は“ももちゃん”だそうですね。
ますます好きにになりそうです。
「国民の生活が第一」

2010年10月4日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.361 ver.1.2

中秋の候
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2010.10.01 09:29撮影
中写真2010.10.02 06:33撮影
下写真2010.10.03 06:50撮影



10月1日は秋晴れの天気でした。久しぶりに隣りの谷に行ってみました。漢字で秋桜と書くコスモスの花は、気のせいか、秋空に似合っているように思えました(上写真)。翌日の朝は雲一つない晴天でした。午前6時半、西方遠方の山が雲海に浮かんでいるように見えました。写真を見るとずいぶん暗いように見えます。知らない間に日の出がずいぶん遅くなったようですね(中写真)。その翌日10月3日は全天雲に覆われ、遠くの山々が見え難くなっていました。田んぼでは刈り取られた稲の株跡から孫生(ひこばえ)が青々と育っていました(下写真)。晩秋にはこの孫生さえも枯れて田んぼは一層寂しくなるはずですが、今は未だ、田んぼの土手にはヒガンバナが、棚田上段の廃田にはミゾソバとツリフネソウが咲き残っており、堤の縁では薄紫色の可憐なアキチョウジが咲き始めました。林縁ではヨツバハギの花を見つけています。

薪ストーブの季節:その2
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
写真2010.10.03 06:43撮影

気温は例年よりも未だ高めですが、朝夕はすっかり秋らしくなりました。昨年は10月3日朝、気温7℃の寒さで我慢出来ず、ストーブに火を入れていますが、今年は多少寒くなっても薪節約のため厚着で対応し、出来るだけ火入れを遅らせようと考えているところです。煙突掃除は10月1日に無事完了しています。予想通りですが、煙突内にはかなり多量の真っ黒で艶のあるタール(クレオソート)が付着していました。幸い垂直煙突なので、ロフトに上がってシングル煙突部分をスライド分離させ、ワイヤーブラシを挿入して、比較的短時間で掃除が完了しました。薪は昨冬の残り分を含めて現在のところ約3立米を確保出来ています。この勢いで原木伐採を続けて、できれば来冬の燃料も確保しておきたいと思っています。そうすれば、乾燥充分な薪を焚くことが出来て「煙道火災」の危険が軽減できるはずです。

野獣の季節
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2010.10.04 06:27撮影
中写真2010.10.01 09:19撮影
下写真2010.10.01 09:20撮影



キウイ棚のそばに置かれていた猪捕獲用檻がやっと栗林に移設されました。隣接する栗林では、このところ毎日、おそらく夜間に、イノシシが徘徊しているようで、イノシシに噛み潰された多量の栗の皮が増え続けています(上写真)。一方、先日、隣りの谷に熊が出たという情報を得て、早速、その痕跡を確認に行きました。柿の木の幹に、新しい爪痕、引っ掻き傷を見つけました(中写真)。熊が故意に引っ掻いたような見事な爪痕でした。この柿の木には数個しか実が生っていなかったそうですが、それでもやって来るところを見ると、今年の山ではドングリなどの木の実がかなり不作のように思えます。熊は隣りの栗の木にも登ったようです。爪痕は無かったものの、見事な熊棚が見つかりました(下写真)。

さようなら民主党
東京地検特捜部の「不起訴処分」を第5検察審査会が2回目の議決でも「起訴相当」にしたことによって小沢一郎氏は起訴されることになったそうです。過失でも虚偽記載でもない、収支報告書における単なる「期ずれ」を針小棒大に取り上げ、抽選で選ばれた(?)に過ぎない8名の審査員が、国民のために命を賭けた政治家小沢一郎を起訴に持ち込んだのです。したがって、裁判に持ち込まれても「有罪判決」などあり得ないことは誰の目にも明らかです。「政治とカネ」「4億円」「強制起訴」「虚偽記入」などという言葉を連発して、国民に対してダーティイメージを刷り込み、小沢一郎氏の影響力を排除しようとしている偏向マスゴミは許せませんが、それ以上に、「推定無罪」の基本原則を熟知していながら、代表選挙期間中は「政治とカネ」を小沢一郎候補に重ねて代表選出を阻止し、不当にも起訴されることになった小沢一郎氏に対して離党を迫るような民主党議員は許せません。こんな民主党とはおさらばです。これからは「国民の生活が第一」党を支持します。

ー今週の写真ー
ツリバナ(吊り花)


撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2010.9.29 06:34
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度100 パターン測光 絞り優先露出(F6.3・1/30) 露出補正0.30 トリミングなし
2005年の秋に裏山から移植したツリバナです。実は3年前にもこの時期にツリバナを載せていますが、それに比べるとこの秋の果実の多さにあらためて驚いています。移植後5年が経ち、すっかり根付いたようです。

先週からのSr.ボスケの動向
09月27日(月):猪侵入防止ネット除去/HP更新
09月28日(火):薪作り/裏山菜園整備
09月29日(水):買物/薪作り
09月30日(木):猪捕獲用檻移設/廃田草刈り
10月01日(金):熊爪痕撮影/煙突掃除/薪作り
10月02日(土):栗拾い/薪作り
10月03日(日):栗拾い/集落協定役員会

Sr.ボスケは柴犬が好き! 
小沢さんも柴犬が好きなようですね。
柴犬が好きな人に悪い人はいないと思うのです。
その柴犬の名前は“ももちゃん”だそうですね。
ますます好きにになりそうです。
「国民の生活が第一」

2010年9月27日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.360 ver.1.5

お彼岸を過ぎて
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2010.09.24 06:35撮影
中写真2010.09.25 17:21撮影
下写真2010.09.26 14:49撮影



今年は9月23日がお彼岸(秋分の日)でした。お盆を過ぎても夏の猛暑が続き、いつになったら涼しい秋がやって来るのだろうと思っていましたが、お彼岸の翌朝には気温はすでに14℃まで下がり、青空に秋の雲が漂っていました(上写真)。まさに“暑さ寒さも彼岸まで”を実感しました。猛暑続きで彼岸花の開花が心配されていましたが、例年よりやや小振りなものの、やはり“彼岸花”、お彼岸を忘れずに開花しました(中写真)。昨日気づいたのですが、舗装農道の土手に多数の彼岸花が咲いていました(下写真)。近所の方が数年前から植付けを始められたのだそうです。これを見て、またもや田んぼの法面全体を赤い彼岸花で覆いたい気分になっています。今日(9月27日)午前中に、田んぼを囲っていた猪侵入防止ネットをすべて除去しました。彼岸花が終われば、この谷はいよいよ殺風景になって寂しくなります。

薪ストーブの季節
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2010.09.25 06:35撮影
下写真2010.09.26 06:35撮影


またまた薪ストーブの季節が近づいて来ました。今年こそは暑い夏までに薪を準備しておこうと思っていたのですが、またまた何やかやで大幅に遅れ、先週、彼岸を過ぎてやっと原木調達を始めました。薪の対象となる原木は、田んぼの北側の雑木林に自生する常緑高木のシラカシで、主として幹径20~30cmのものを切り倒しています。シラカシは直立していて太い枝の分岐が少なく、生木であれば玉切りも薪割りも比較的容易なので、薪材には適しているように思われます。薪棚は、例年通り、コンクリートブロック、垂木(4.5cm角、長さ2mを切らずにそのまま)、トタン波板(長さ6尺約1.82m)を組み立てるだけの至ってシンプルなものです。1棚で約1立米です。昨冬のように薪不足で難儀しないためには少なくとも5棚は確保しておかなければなりません。タールで煙突を詰まらせないために最低半年間の自然乾燥が望ましいのですが、今年も乾燥不充分な薪になりそうなので、丹念な煙突掃除で付着したタールを除去して火入れするつもりです。
「UA自宅全焼!薪ストーブから出火か?」という昨日のニュースは衝撃的でした。調べてみると、どうも煙突内部に付着したタールに引火して燃え上がった「煙道火災」のように思われます。ずぼら者には怖いニュースでした。

四季の花:その5
広島市安佐北区安佐町飯室
2010.09.24 14:45撮影

Sra.ボスケ(ボスケ夫人)が隔週金曜日に近くの町で習っている“いけばな”です。添付画像は先週金曜日に習ったものです。お盆や稲刈りなどでお休みを戴いていたため、久しぶりのアップになりました。花材は、ニューサイラン(新西蘭、栽培)、ツルウメモドキ(蔓梅擬、自生)、センニチコウ(千日紅、栽培)の3種です。ニューサイランは数年前に近所の方から戴いた株を庭で育て増やしています。ツルウメモドキは裏山のあちこちに自生しています。果実は未塾で緑色ですが、黄色い殻から赤い種が見えるようになる晩秋には再び花材になりそうです。センニチコウはヒユ科の春播き一年草ですが、数年前に花壇に植付けて以来、毎年夏から秋まで花を咲かせています。

菅内閣では無理でしょう
すべて他人任せで官僚任せ、もしかしたら野党自民党にさえ頼ってしまいそうな、リーダーシップの全くない無能な菅首相にとって、この尖閣諸島問題は荷が重過ぎるでしょう。即断即決が必要な外交では強いリーダーシップこそ必要で、“400人内閣”や“全員野球”では何の役にも立たないことを、菅首相は思い知るべきです。もともと首相の器でもない菅直人を思い通りにコントロールしようとして代表選挙で勝利させた官僚&マスコミ連合は、それでも菅直人にこの日本を任せるつもりですか?
あちこちから“小沢コール”が聞こえています。http://isparade.jp/342984

ー今週の写真ー
シュウメイギク(秋明菊


撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2010.9.26 14:45
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度200 パターン測光 絞り優先露出(F6.3・1/125) 露出補正なし トリミングなし
彼岸を過ぎやっと秋らしく涼しくなって来ました。それを待ちわびていたように、庭の秋明菊が咲き始めました。「菊」でもキク科ではなくキンポウゲ科なので、ピンク色の花びらのように見えるものは、実は花弁ではなく萼なのです。

先週からのSr.ボスケの動向
09月20日(月):石段造り/HP更新
09月21日(火):眼科専門動物病院/庭整備
09月22日(水):薪作り作業場所整備
09月23日(木):裏山菜園草刈り
09月24日(金):原木調達/薪作り
09月25日(土):薪作り/自治会常会
09月26日(日):薪作り/原木調達

Sr.ボスケは柴犬が好き! 
小沢さんも柴犬が好きなようですね。
柴犬が好きな人に悪い人はいないと思うのです。
その柴犬の名前は“ももちゃん”だそうですね。
ますます好きにになりそうです。
「国民の生活が第一」

2010年9月19日日曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.359 ver.2.2

秋の風景
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2010.09.19 06:20撮影
中写真2010.09.19 06:23撮影
下写真2010.09.19 06:28撮影



今日は彼岸の入りです。昔から“暑さ寒さも彼岸まで”と言われていますが、すでに朝夕は大分涼しくなりました。早朝の散策が一層心地良くなりました。秋風に揺れるススキの穂、稲刈りを終わって寂しくなった田んぼ、雲海に浮かぶ向かいの山、まさに秋の風景です(上写真)。土手に繁茂するイタドリの白い花も秋の到来を主張しているようです(中写真)。自宅北側の栗林では栗の実が落ち始めたので遅ればせながら4日かけて下草を刈り払いました(下写真)。余談ですが、この栗林はワラビ畑にもなっているので、下草刈りを年1回だけに制限して出来るだけワラビの根を太らせているのです。
週間予報によると、彼岸の23日は「くもり一時雨」で、その後は最高気温が30℃を下回ってやや涼しくなりそうです。

猪捕獲用檻その2
上写真2010.09.14 06:26撮影
中写真2010.09.17 14:46撮影
下写真2010.09.17 14:44撮影



10日の早朝、猪捕獲用檻にタヌキが入っているのを発見しました(上写真)。タヌキもイノシシと同様に有害鳥獣なので、その場で殺処分も考えたのですが、見ると愛嬌のある可愛い顔をしているので、地区の担当者と相談の上、「今回限り」ということで、扉を開けて逃がしてやりました。その翌日、区役所の担当職員によって檻が再セットされました。中には、イノシシの好物と言われているカボチャの欠片とぬかを混ぜたものを入れられました。檻の周辺はその後も掘り返され続けていますが、檻の中には入った気配がありません。それどころか、今度は隣接する栗林(中写真)を徘徊し始めたようで、イノシシに噛み潰された栗の皮が多数見つかっています(下写真)。調べて見ると「イノシシは栗の実を噛み砕き中身を食べた後、内側の固い皮だけを吐き出す」(http://www.geocities.jp/tatorutan/i_jyouhou/ij_2009.html)そうで、下写真はその動かぬ証拠です。

裏山への石段
写真2010.09.20 17:15撮影

懸案の薪作りが遅れています。自宅裏の作業場を以前に裏山から運んで来た多数の大石が占拠しているため、薪作り作業開始に先立って、この大石を整理しなければなりません。そんなことから、この大石を積んで裏山へ上がるための石段を設置するという“一石二鳥”のアイデアを思いつきました。義父宅からチェーンブロックを借りて、義父の協力を得て何とか石段の形が出来ました(写真参照)。大石は未だ多数残っているので、もう少し積んで格好をつけたいと思っています。それが終わったら、いよいよ薪作り作業です。

私には夢があります(小沢一郎)
「役所が企画した、まるで金太郎飴のような町ではなく、地域の特色にあった街づくりの中で、お年寄りも小さな子どもたちも近所の人も、お互いが絆で結ばれて助け合う社会。青空や、広い海、野山に囲まれた田園と、大勢の人たちが集う都市が調和を保ち、どこでも一家団欒の姿が見られる日本。その一方で、個人個人が自らの意見を持ち、諸外国とも堂々と渡り合う、自立した国家日本。そのような日本に作り直したいというのが、私の夢であります。」
今回の代表選を通じて「国民の生活が第一」を主張する小沢一郎さんへの期待はますます高まりました。確かにこの代表選挙では勝てませんでしたが、小沢一郎さんは大多数の国民(庶民)の味方です。TVや新聞は見ていませんが、マスコミは根も葉もない「政治とカネ」を根拠に小沢批判を強めているそうですね。ネットによる街頭演説生中継によってマスコミの嘘がよく判りました。国民(庶民)はもう騙されないと思います。小沢さんが「国民の生活が第一」を主張し続ける限り大多数の国民(庶民)は小沢さんを支持するはずです。
ところで、代表選挙におけるサポーター票の開票結果、有権者数342,493人に対して投票者数は229,030人(投票率66.7%)、信じられない話ですが投票ハガキを郵送しなかったサポーターが113,463人もいるそうです。この投票ハガキは料金別納郵便になっているので、郵便局から民主党への請求金額からその真偽が明らかになるはずです。この請求金額から割り出された投票数がもしも229,030票を超えていたら、その数は故意に廃棄された小沢票に違いありません。菅陣営は小沢票を選択的に廃棄するという犯罪行為を前提に、あらかじめ投票ハガキを目隠しシール無しにしたのでしょう。小沢陣営が目隠しシール無しのこのような投票ハガキの使用に異議を申し立てなかったことが、残念ながら今回の代表選挙の敗因のようですね。このことは既得権益者側に舵を切った菅陣営がこのような犯罪行為も厭わないほど小沢一郎さんを恐れているということでしょう。怖いですね。

ー今週の写真ー
トノサマガエル(殿様蛙)


撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2010.9.19 15:19
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度100 パターン測光 絞り優先露出(F6.3・1/320) 露出補正なし トリミングなし
わが家の庭を縄張りにしているトノサマガエルです。写真のカエルはオスですが、メスもいます。カエルがいるのは一向に構わないのですが、このカエルを追ってやって来るヘビには困ったものです。先日もシマヘビに追っかけられて逃げ回っているトノサマガエルを見つけました。日頃は芝生の上で殿様風にのんびりしているトノサマガエルも、ヘビに追われた時は“殿様”のプライドを捨てて慌てて逃げ回ります。

先週からのSr.ボスケの動向
09月13日(月):堆肥運搬/歯科定期検査/HP更新
09月14日(火):狸捕獲/新米精米/民主党代表選挙
09月15日(水):新米発送/新米精米/猪檻再セット
09月16日(木):新米発送/姉夫婦宅/栗林下草刈り
09月17日(金):栗林下草刈り/歯科診療
09月18日(土):栗林下草刈り
09月19日(日):栗拾い/栗林下草刈り
09月20日(月):石段造り/HP更新

Sr.ボスケは柴犬が好き! 
小沢さんも柴犬が好きなようですね。
柴犬が好きな人に悪い人はいないと思うのです。
その柴犬の名前は“ももちゃん”だそうですね。
ますます好きにになりそうです。
「国民の生活が第一」

2010年9月13日月曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.358 ver.2.1

稲刈りが終わって
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2010.09.10 13:55撮影
中写真2010.09.12 06:38撮影
下写真2010.09.12 06:38撮影



先週は秋のメインエベントである稲刈りが終わりました。今年の稲刈りではボスケ夫人がコンバインを運転し、稲刈りの主要な役割を果たしました(上写真)。それではボスケの仕事は? 毎年のことですが、ボスケはコンバインで籾が詰められた袋(約30kg)を取り出し、6袋ごとにトップカー(小型動力運搬車)を使って納屋まで運搬し、納屋に設置されている籾乾燥機内に投入する重労働を担当しています。いずれにしても義父母宅の田んぼの稲刈りは実質3日で終わりました。稲刈りを終えた田んぼは一気に殺風景になり、一足先に晩秋の風景に変わりました(中・下写真)。
今夕からにわかに涼しくなりました。先ほどお風呂に入り、久方ぶりに湯船に浸かりました。天気予報によると明日は大陸からの高気圧に覆われ、待望の秋らしい涼しい陽気になりそうです。

猪捕獲用檻
上写真2010.09.10 06:20撮影
中写真2010.09.11 06:45撮影
下写真2010.09.13 06:28撮影



稲刈り作業中の9日の午後、棚田最上段の廃田のキウイフルーツ棚下に、この地区で依頼していた猪捕獲用檻が区役所の職員の手で設置されました。数日前からこの付近が猪によって掘り返されているということで、この地点が選ばれたようです。この日遅くなって、この檻の内外に、猪の好物である米ぬかを追加散布しました。翌朝確認したところでは、檻に入った兆候どころか、米ぬかを食べた様子もありませんでした(上写真)。その翌日(11日)の朝、猪捕獲用檻からやや離れたところですが掘り返されていたので、猪は確かにやって来たようです(中写真)。それにもかかわらず、檻の中やそばに撒かれている米ぬかに口をつけた様子が見られませんでした。どうも猪は米ぬかよりもミミズをより好むようです。その翌々日すなわち本日(13日)の朝、キウイ棚の下などがさらに広範囲に掘り返されていました(下写真)。檻の中に、猪が米ぬかやミミズよりももっと好きな食べ物を入れておく必要がありそうです。何をおけば良いか、現在思案中です。

ズボラ菜園のサツマイモ畑
写真2010.09.13 15:17撮影

写真は裏山のズボラ菜園中にあるサツマイモ畑です。多数の葉を広げて順調に育っています。サツマイモは熱帯アメリカ原産で乾燥に強いので、今年の酷暑の夏はサツマイモにとって最適だったようです。サツマイモは定植から収穫まで最低120日必要で、長期間おけばさらに大きくなるものの味が落ちるそうです。したがって、5月20日に植付けた「なると金時」と「紅あずま」の収穫は今月20日以降、10月上旬が良さそうです。他方、遅くなって7月22日に近所の知人から貰って植付けた「甘いサツマイモ」の収穫は11月22日以降ということになりますが、霜で茎葉が枯れる前に収穫した方がおいしいということで、早過ぎても10月中に収穫しておかなければならないようです。
*南洋著「楽々ズボラ菜園コツのコツ」のズボラ栽培のポイントを参考にしています。

「夢よ再び」
明日夕方になれば勝敗が明らかになる民主党代表選挙では、小沢候補が勝利し、結果として“小沢総理”が誕生しそうな予感がします。“小沢総理”が誕生すれば、菅内閣によって片隅に追いやられ色褪せてしまっていた「国民の生活が第一」のManifesto 2009が輝きを取り戻し、再び脚光を浴びて実行されることになります。本来なら昨年9月の総選挙は小沢代表の下で勝利し、当然のことながら“小沢総理”はその時に誕生していたはずですから、約1年前に戻ることになります。不幸にして菅候補を支持した議員諸氏も“小沢総理”の下で一致団結してManifesto 2009の実現に尽力していただきたいと思います。

ー今週の写真ー
サンショウ(山椒)


撮影場所:広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2010.9.12 06:46
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度400 パターン測光 絞り優先露出(F6.3・1/25) 露出補正なし トリミングなし
林縁に自生している樹高3〜4mで幹の直径が10cmもありそうな大木のサンショウです。果実を見るのは始めてです。赤銅色の果実が裂開すると中から黒い種子が出て来るそうです。あとでじっくり観察し、できれば種子を採取してみたいと思います。

先週からのSr.ボスケの動向
09月06日(月):稲刈り作業
09月07日(火):雨
09月08日(水):菜園整備
09月09日(木):稲刈り作業
09月10日(金):稲刈り作業
09月11日(土):休養
09月12日(日):籾すり作業
09月13日(月):堆肥運搬/歯科定期検査/HP更新

Sr.ボスケは柴犬が好き! 
小沢さんも柴犬が好きなようですね。
柴犬が好きな人に悪い人はいないと思うのです。
その柴犬の名前は“ももちゃん”だそうですね。
ますます好きにになりそうです。
「国民の生活が第一」