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2009年2月15日日曜日

ボスケの週刊田舎暮らしニュースNo.275 ver.1.3

異常な暖かさ
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2009.02.15 17:04撮影
中写真2009.02.10 16:31撮影
下写真2008.02.11 14:40撮影



今週末は異常な暖かさでした。特に14日土曜日の朝の気温は13℃、日中は20℃を超え、春を通り越して汗ばむ初夏の陽気でした。田んぼの向こうの杉の木をズームアップして見て、花粉症の元凶である雄花が確認できました(中写真)。例年なら3月になって飛来する黄砂ですが、今年はその第一陣が2月11日にすでにやって来ました(下写真)。昨日昼食時にフキノトウの天ぷらを食しました。ほろ苦い味、毎年のことながら、舌で春を感じることができました。今夕、熊笹が刈り払われて歩きやすくなった裏山を散策してみました。目に入る主な樹木は、冬の間も枯れ葉が落ちないで残っているコナラ、常緑のソヨゴ、それに5年前に植林されたヒノキの小木です。いつもと変わらない冬の裏山ですが、気のせいでしょうか、何となく暖かさが感じられる写真になりました(上写真)。予報によると明日から寒くなるそうですが、果たして冬の寒さに戻るのでしょうか?

鶯神楽の移植
広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
上写真2009.02.15 16:56撮影
下写真2009.02.15 16:58撮影


義父母宅の竹薮(上写真中央の赤屋根の右側)の中に生えていた落葉低木のウグイスカグラ(鶯神楽)を我が家の庭に移植しました(上写真)。このウグイスカグラの木は一昨年春にその存在に気づき「半日陰の竹薮の中ではあまりに可哀相だ」ということで、以前から「いつかわが家の庭に移植したい」と思っていました。移植適期をネットで調べたところ11月中旬から3月になっていたので安心していたのですが、この暖かさのためか、長い枝の所々には黄緑色の新芽が見られ枝先ではすでに葉が開いていました(下写真)。未だ2月、移植後に霜でも降りたら新芽は一気にやられてしまいそうで不安でしたが、兎に角、移植を終えました。
ところで、“鶯神楽”とは何やら由緒ありそうな名前ですが、やはり読んで字の如く、「鶯が飛び跳ねながら、この花や実をついばむ姿を見て、神楽を踊っているように見えたので“鶯神楽”」だそうです(山渓名前図鑑「野草の名前:春」参照)。スイカズラ科スイカズラ属で、花は下向きに咲くピンク色の細長いロート状で、果実は赤く熟したグミに似ています。葉や花や果実に毛があれば、ヤマウグイスカグラまたはミヤマウグイスカグラだそうですが、移植した木は、若葉を観察した限りでは毛が見られないことから、やはりウグイスカグラだろうと思っています。

ー今週の写真ー
クロモジ(黒文字)


撮影場所: 広島市安佐北区安佐町“鈴張プチ高原”
撮影日時:2009.2.15 17:03
カメラ:オリンパス E-1+ZD14-45mmF3.5-5.6Zoom
撮影データ:ISO感度800 パターン測光 絞り優先露出(F5.1・1/50) 露出補正なし トリミングあり  
コメント:裏山のあちこちに自生している落葉低木のクスノキ科クロモジ属クロモジです。紡錘形の葉芽とその両側についている丸い花芽はユニークです。材の香りが良いので高級な楊枝に使われます。“黒文字”とは黄緑色の樹皮に表れる黒い斑点が文字に見えるからだそうです。

先週からのSr.ボスケの動向
02月09日(月):裏山熊笹刈り払い
02月10日(火):眼科専門動物病院/柿の木剪定
02月11日(水):黄砂飛来/梅林下草刈り
02月12日(木):黄砂飛来/裏山熊笹刈り払い
02月13日(金):黄砂飛来/裏山熊笹刈り払い
02月14日(土):兄夫婦来宅/二輪運搬車購入
02月15日(日):ウグイスカグラ移植/HP更新

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